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中心結節

歯には様々な豊隆や突起がみられます。特に、注意の必要なものが中心結節で、犬歯の奥隣の小臼歯やその奥に生えている大臼歯にみられます。中でも、下の小臼歯によくみられ、咬み合わせる面(臼状になっている面)の中心部に、円錐状あるいは小さな突起物が生じます。この突起物の中には歯髄(歯の神経が入っている場所)が入り込んでいるため、突起部が折れると、細菌感染によって歯髄が炎症を起こすことがあります。
歯が咬み合うようになると、突起物の破折による歯髄炎の可能性が高まります。しかし、歯が咬み合っても歯の根は完成していないため、歯髄炎を起こした永久歯の治療は大変難しくなります。また、見た目にはむし歯ではないため、強い痛みを訴えても、保護者は対応に苦慮することがあります。歯が生えたばかりの頃から小突起に気づくのは可能なため、上下の歯が咬み合う前に適切な対応をすることで、突起物の破折を防止することができます。
防止策としては、突起の周りをプラスチック樹脂などで補強する方法や、突起物の高さを少しずつ削りながら調整する方法があります。また、中心結節は両側にみられることも少なくないため、普段からよく観察することが大切です。
保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら
日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。
住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100
皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。

個別ページへ|Posted 2018.1.28|

上唇小帯

上唇小帯は、出生時、上の切歯と切歯の間に存在し、裏側から唇側まで付着しています。その後、年齢が進むにつれて付着部は上方に移動し、小帯の幅は狭くなります。特に、上の前歯が生え始める10ヶ月頃から乳歯が生えそろう3歳頃は、小帯の付着部位が変化している途中のため、付着異常と捉えられることがあります。
基本的には、永久歯が萌出するまで経過を見ることになるため、乳歯が生えそろった段階では、小帯の切除は行いません。しかし、小帯の付着異常や肥厚が著しい場合は、哺乳障害や歯みがきによる清掃が困難になることや、永久歯の萌出を妨げる可能性が高くなるため、早期に小帯の除去を行うこともあります。特に、乳歯が生えそろった段階で、小帯の位置が切歯と切歯の間に位置し、小帯が肥厚し、口唇内側への移行部で扇状に広がるような場合は、切除が必要なことが多いと言われています。
また、永久歯は、上の前歯はハの字に生えてくるため、この段階で判断するのではなく、萌出が完了した時点で正中離開が見られる場合に、治療の対象となります。しかし、わずかな離開が残っている場合は、さらに永久歯の萌出状態を経過観察することがあります。小帯の切除については、乳歯列から長期的に観察することが大切であり、歯科医院を定期的に受診することをお勧めします。
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個別ページへ|Posted 2018.1.21|

歯がなくなると

歯がなくなると、うまく噛むことができなくなったり、発音が不明瞭になるなど、お口のの機能が障害されることが多いです。なくなったところをBrや入れ歯で補ってあげるとこれらの機能が回復できます。ただし、この回復は残っている歯の本数や歯ぐきの状態など様々な条件によって効果が左右され、100%元どおりとは行きませんがある程度の改善が見込めます。治療が繰り返されるたびに条件は悪くなるので定期的なケアやご自身のケアが重要になってきます。
歯がなくなることにより外観が悪くなることもあり、入れ歯で補ってあげるとほぼ自然な状態に回復することができます。
歯がなくなることは、ご飯が食べにくい、喋りにくい、などの障害を引き起こすだけでなく、気持ちも下がってしまい、外出や友人とのコミュニケーションをとることに消極的になってしまうこともあります。それに対して入れ歯治療は機能面での改善や見た目の改善をすることができ、気持ちが明るくなり、生活の質も上がるのです。
部分的な歯の欠損を長期間放置すると、1本あたりの歯にかかる負担が増えたり、歯ぐきが痩せてきたり、歯が揺れてきたり、ごはんが挟まりやすくなったりします。その他にお口まわりの筋肉が痩せてきたり、顎関節にも障害をもたらすことがあります。入れ歯治療は、このような好ましくない様々な変化を未然に防ぐこともできるのです。
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個別ページへ|Posted 2018.1.12|

インプラントのセルフケア

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、今年一つめはインプラントを入れた方が気をつけることについて話しましょう。
インプラント自体はむし歯になりませんが、「インプラント周囲炎」という病気になります。これはいわばインプラントの歯周病。インプラントに付着したプラークが周りの歯ぐきに炎症を起こし、インプラントを支える骨が溶けていってしまいます。そうならないためには、ご自分の歯のとき以上にお口のケアが重要。それにはまず、適切な道具選びが大切です。
毛先の曲がった使い古した歯ブラシは良くありません。みがく時は、歯ブラシの毛先がインプラントの根元に当たっているか、鏡で確認しましょう。前後に小さなストロークで、20往復ぐらい動かします。
歯ブラシが届きにくい部分には、歯間ブラシを使います。インプラントと粘膜の境に確実にブラシが当たっているかを鏡で確認しつつ、小さなストロークで10往復はしましょう。自己流で行うのではなく、歯科医院でご自分のインプラントにあった道具やみがき方を教えてもらいましょう。デンタルフロスやタフトブラシを併用するのも効果的です。
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個別ページへ|Posted 2018.1.4|