むし歯治療

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そもそも虫歯ってなんでできるの?

みんなが知らない虫歯になる本当の原因

 「また、虫歯になってしまった。しっかり歯磨きしていたつもりなのに...」とお悩みのあなた。実は、しっかり歯磨きをしていたとしても、虫歯になってしまうことあるんです。なぜなら、歯磨きだけで、虫歯になる原因を全て取り除くことはできないからです。
 その前に、まずは虫歯になってしまう原因をご説明しますね。お食事などをするとお口が酸性になって、歯が溶け出してしまいます。その状態が長く続くと歯の表面がどんどん溶けてしまい、穴が開いてしまいます。これが虫歯です。

つまり、虫歯の原因とは図のように4つ原因があります。
これらがちょうど重なると虫歯になってしまうのです。 なので、歯磨きだけしていても、この全ての原因を取り除くことはできないのです。 おわかり頂けたでしょうか。
実は、歯磨き以外にも気をつけなくてはならないことがあるのです。


次の章でそれについてお伝え致します。

予防法は?

歯磨きしておけばいい、と思ったら大間違い。本当の虫歯の予防法とは?

前の章で歯磨きだけしても、虫歯を完璧に予防することは難しいということはお伝えしました。
なぜなら、虫歯になる原因は4つあり、歯磨きだけでその原因を全て取り除くのは難しいため、でしたね。

では、本当の虫歯の予防法ってどうすればいいの?と思ったそこのあなた。今から、それについてご説明致します。

 実は、答えはとてもシンプルです。原因を除去すればいいのです。

「??」となったとしてもご安心下さい。今から順に説明します。

上の図で4つの原因が重なると虫歯になるとお伝えしましたが、これに対し、それぞれアプローチしていく必要があります。

まず、細菌について。

これは、2つの方法があります。ホームケアとプロフェッショナルケアです。
ホームケアとは、おうちの歯磨きです。毎日、きちんと歯磨きをする必要があります。

きちんとというのは、具体的には、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間を細かく、丁寧に磨くということです。人それぞれ歯並びは違いますので、詳しくは、歯科医院で自分にあった歯磨きの方法をお聞きになるといいでしょう。

また、歯磨きでは取れない部分は歯科医院で専門家に取ってもらう必要があります。
これがプロフェッショナルケアです。特別な器具や、ペーストを使って、お口の中の細菌を除去してもらいましょう。

続いて、歯についてです。

歯に関して注意する点も2つあります。一つは、詰め物や、被せ物をきちんとしたものにする、ということです。気づかないことが多いのですが、実は、詰め物や被せ物には段差があるものが結構あるのです。段差があるとそれだけで食べかすや、細菌がついてしまうリスクが高くなります。

もし、そのようなものが入っている場合は、段差のないものに変えてもらいましょう。もう一つは、歯をクリーニングしてもらうことです。先ほど、プロフェッショナルケアの大切さをお伝えしましたが、歯の表面は、汚れがつくとザラザラしてくるため、より汚れがつきやすくなります。

ほかっておくと歯石になってしまうことも。これを専門家にとってもらうようにして、歯の表面をツルツルにしておくようにしましょう。

そして、糖分についてです。

糖分は虫歯菌の栄養分となり、それを取り込んだ虫歯菌が酸を出します。その酸により歯が溶かされます。その溶けた部分が虫歯になってしまいます。

なので、糖分はできるだけ取らないようにすることが大切です。見落とされがちなのが、飲み物です。

コーヒーや紅茶に砂糖を入れる方、スポーツ飲料にも砂糖は入ってますので、そのような飲み物を飲む傾向がある方はお茶などに変えると、効果的です。

最後は時間です。

お口は飲食をすると酸性になります。
酸性になった時に歯が溶け出し、それが長く続くと虫歯になってしまいます。
図のように規則正しい生活を送るとすぐに中性に戻るため、虫歯にはなりにくいです。

しかし、右の図のように間食など、ダラダラ食いをしてしまうとお口がずっと酸性の状態となり、虫歯が進行してしまいます。この図からもわかるように、できるだけ規則正しい生活をして、虫歯が進行しないように気をつける必要があります。

これまでお伝えしたように4つの原因に対して、しっかり対応することで、虫歯の発生をかなりの確率で抑えることが可能となります。

できてしまった場合の治療法は?

次に、頑張って予防していたとしても、虫歯になってしまった場合の治療法に関してご説明いたします。まず、治療法の前に虫歯の分類についてご説明致します。 一言で虫歯といっても、下の図のように4つ分類され、それぞれ治療法が異なります

どのように分類されるかと、それぞれの治療法についてご説明致します。

C0

歯の表面のみがザラザラとなっている状態です。治療法に関してですが、ケアをしながら経過観察をしていく場合が多いです。

C1

虫歯がエナメル質まで及んでいる場合です。経過観察をする場合が多いですが、虫歯リスクが高い場合や、部位によっては、小さく削って詰め物をすることがあります。また、歯が生えたての場合は、シーラントというお薬を溝に詰めることもします。

C2

虫歯がエナメル質を越えて、象牙質までいっているものです。このころになると冷たいものがしみたりすることがあります。この場合は、歯を削って、詰めたりかぶせたりする必要があります。

C3

虫歯が象牙質を越えて、神経やその近くまで達している状態です。何もしなくても痛みを感じることも出てきます。根っこの治療をする必要があります。

C4

歯の全体に虫歯が及んでいる場合です。頭の部分がなくなっているケースもあります。このような場合は歯を保存することがかなり難しくなります。ほとんどの場合、抜歯しなくてはなりません。

他院にない、当院の特色は?

できる限り痛みの少ないの治療を行なっている

麻酔を入れる前に表面にお薬を塗る、細い針を使うなど、できる限り痛みの少ない治療を心がけております。

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虫歯検知液を使ってしっかり虫歯を取りきっている

虫歯を完全に取り切らないと、そこから再び虫歯になってしまいます。当院では虫歯検知液を使用し、完全にむし歯を取りきるように心がけております。

できるだけ削らない治療

歯の治療は、歯を元どおりにする訳ではなく、人工のもので置き換える治療がほとんどです。そのため、歯の寿命を考えると歯はできるだけ削らない方がいいです。当院ではMI(Minimal Intevention:できるだけ歯を削らない、低侵襲の治療を理念とする治療コンセプト)の考えに基づき、できるだけ削らない治療を心がけております。

歯科用顕微鏡を使って、できる限り精密な治療を

当院では歯科用顕微鏡を用いて、できる限り精密な治療を行なっております。

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