小児予防矯正(MRC矯正)

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矯正治療について

小児矯正・マウスピース矯正

厚生労働省による歯科疾患実態調査によると、近年、歯並びが悪く、ちゃんと咬むことが出来ないお子様が増加しているようです。 ようやく、最近では歯並びの重要性も認識されるようになってきており、学校の歯科検診などでも虫歯のチェックにあわせて、歯並びのチェックも行われるようになってきました。 幼少時に歯並びを治し、ちゃんと噛みながら食べることが、お子様の健全な発育へと繋がります。

不正咬合を放置していると…

  • ・食べ物をしっかりと噛むことが出来ない
  • ・虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • ・顎が正しく発育できずに、顔つきが変わってしまう
  • ・はっきりと発音が出来ない

などのリスクがあります。

一方で、矯正治療は歯科の分野でも特に専門性の高い分野となります。 あじおか歯科クリニックでは、日進市、天白区の地域の皆様に安心して治療を受けていただけるように、専門的に矯正治療の経験を積んだ歯科医師が、丁寧に治療にあたります。

矯正医による丁寧で精密な治療を行います

あじおか歯科クリニックでは、正確な診査・診断に基づく治療計画を提案させていただくため、治療の前にはセファロと呼ばれる頭部のエックス線の規格写真を撮影します。

その後、患者様1人1人に合った治療計画を立案し、治療費の見積りをさせていただいております。 そのため、治療計画にご納得いただいてから、治療を開始いたします。

特に、お子様の場合は、治療適齢期に達していないお子様であっても早期に治療を開始できる場合や、適齢期まで治療を行わない場合もあり、その点においても患者様の状態に合わせた提案を行っています。

矯正治療を始める適齢期について

もちろん矯正治療は成人になってから始めることも可能です。しかし、幼少期に行うことによって、より理想的な歯並びにすることができます。 これには理由があって、お子様の顎が成長段階にあるため、顎の成長をコントロールしながら矯正治療を行うことが可能だからです。

では、その矯正治療の開始の適齢期はいつごろなのでしょうか。
一般的には、小児矯正治療を始める時期の適齢期は、6〜14歳が最も適している時期だと言われています。

理由としては、この時期は、永久歯(大人の歯)が生え揃う前に治療を行なえるというメリットがあります。
生え変わりの様子を見ながら治療をすすめていくことができます。

生え変わりの時期においては、顎の骨も発達過程にあり柔らかいため、歯だけでなく顎の骨の動きやバランスも調整しながら治療が可能となっています。
上顎と下顎の大きさのバランスや歯と顎のバランスをコントロールしながら治療ができる点において、とても適した時期

だと言えます。
先ほどお伝えした通り、もちろんお子様の矯正治療を始めるタイミングは、適齢期にあっても、1人1人の状態により違っています。
当院では、丁寧な診断を、経験豊富な矯正医がしっかりと捉えながら、患者様に合った矯正治療を提案していきます。
そして、適齢期以外のお子様でも治療可能です。お子様の歯並びについてご質問、ご不安な点がありましたら、まず無料相談を受けてみてはいかがでしょうか。

矯正治療をお悩みの方へ

ここまでお読みになってくださった方の中にも
「歯並びは心配なんだけれど、矯正治療を始めるのに抵抗がある」
と思われている患者様や親御さんもいらっしゃるかと思います。

矯正治療を検討している方で一番お悩みの声として多いのは、「矯正装置が口に入っていると違和感が大きいのでは?」

というご心配の声です。 そのために、なかなか治療への一歩を踏み出せない方も多くいらっしゃるのも事実です。

しかし、人間の身体には適応力があります。そのため治療開始当初は「なんだかしっくりこないな」と違和感のある患者様でも、だんだんと慣れていきます。
そして、治療終了後、「最初に悩んでいたのが不思議です!」というお声をたく

さんいただいております。
中には、装置がお口に入っていないと不安に感じられる患者様もいらっしゃいます。

また、少しでもお悩みがありましたら、お気軽に相談していただければ、矯正医、スタッフともに解り易くお答えしますので、ご安心ください。

MRC「マウスピース型筋機能矯正治療」

MRCはオーストラリアで生まれた新しい小児矯正治療です。
現在日本の小児矯正は永久歯が生え揃った後からのアプローチが主流ですが、当院が行っているMRC小児矯正は歯並びが悪くなる前から永久歯が生え揃う前に悪くする原因を排除して整えるという結果へのアプローチではなく原因へアプローチする治療になります。

MRCには5つの目標があります。

①鼻で呼吸する
②唇を閉じる
③舌はスポット(上あご)におく
④正しい飲み込み方ができる
⑤正しい姿勢ができる

これらの達成により、永久歯の生えるスペースが確保されることで

・矯正終了後に後戻りしにくい
・正しい顎の成長によって顔立ちが立体的になる
・鼻呼吸を身につけることで健康的で強い身体や良好な睡眠が獲得できる

というメリットがあります。

歯ならびが悪くなる原因

・鼻づまり、扁桃腺の腫れなどから呼吸がしづらくなり発生する口呼吸
・舌の下のスジの短さや口呼吸などから発生する低位舌
・爪噛み、指しゃぶり、飲み込む時の癖や柔らかい食べ物ばかり好んで食べるなどの生活習慣

など、様々な原因によって顎の骨が成長せずに小さいままになってしまうと永久歯が正しく生えるスペースがなくなってしまいます。
厚生労働省による歯科疾患実態調査によると、近年、歯並びが悪くしっかり咬むことが出来ないお子様が増加しているようです。
ようやく、最近では歯並びの重要性も認識されるようになってきており、学校の歯科検診などでもむし歯のチェックと共に歯並びのチェックも行われるようになってきました。
幼少時に歯並びを治してしっかり噛みながら食べることが、お子様の健全な発育へと繋がります。

不正咬合を放置しておくと

・食べ物をしっかりと噛むことが出来ない
・むし歯や歯周病のリスクが高まる
・顎が正しく発育できずに、顔つきが変わってしまう
・はっきりと発音が出来ない
などのリスクがあります。

MRC矯正とブラケットの違い

「マウスピース型筋機能矯正」

・永久歯が生えそろうまでに永久歯が正しく生えるスペースをつくる
・永久歯を抜く必要がなく、見た目も気にならない
・歯並びを悪くした原因を取り除くことで後戻りせず安定しやすい
・使用する装置は取り外し可能で負担が少ない
(一部固定式を使用する場合がございます)

歯並びが良くなることだけではなく歯並びを悪くする原因である、お口の筋肉の使い方(筋機能)を正しくすることが最終目的です!

「ブラケット(ワイヤー)矯正」

・永久歯に金具をつけハリガネを通し、ハリガネの力を利用するものです
・歯が並ぶスペースがない場合は永久歯を抜く必要がある
・歯並びを悪くした原因が治っていない場合は保定をしっかりしない限り後戻りする可能性が高い

ワイヤー矯正と違いマウスピース型筋機能矯正はお子様ご自身でのトレーニングに加え、マウスピースなどの器具を用いる方法なので痛みが伴いにくいです。
しかし、しっかりとトレーニングができていなかったり矯正器具が使えていないと成果が出ないため、お子様とご両親の協力が必要になります。

こども歯ならび矯正法『プレオルソ』

こども歯ならび矯正法『プレオルソ』はマウスピース式の簡易矯正として、本格矯正治療前の治療方法として導入されています。
矯正装置の素材が、お子様が堅い素材を使用しておらず、シリコン材の柔らかい素材となっているため、多くのお子様が嫌がらずに装置を装着してくれています。
また、小さなお子様でも装着できるよう、既製品を調整するタイプとなっており、歯型を取る必要がなく、その点においても治療の導入はしやすいと好評です。

プレオルソを使った治療は、矯正装置が「歯を動かす」治療法ではなく、歯並びを悪化させる原因となる「口の周りの筋肉」の改善を促すことで、「間接的に歯並びを矯正」するという特徴があります。

お子様の成長過程における「舌・頬・唇の筋肉」のバランスに合わせて、歯は生え揃い、並んでいきます。お口の周りの筋肉のバランスが悪ければ、歯並びは悪くなります。一方、バランスが良ければ理想の歯並びになってまいります。

プレオルソを使った治療では、この筋肉のバランスを正しくコントロールしながら、理想の歯並びに自然に並んでいくようにしていく装置となります。
その点においては、お子様ご自身の力を使って、歯並びを良くしていく予防的な矯正治療と言えるでしょう。

なお、プレオルソは様々な症例に適用でき、下記のような症例には専用の装置もあります。

プレオルソの特徴

プレオルソは、一般的な矯正装置にはなかった次のような特徴があります。

取り外しでき、お子様への負担が少ない

取り外しのできるプレオルソは、違和感と痛みを最小限に抑えることができます。取り外してから、お口の中のケアができますので、一般的な矯正装置と比べてもむし歯になるリスクも低いと言えます。

装着は「日中1時間」と「就寝時」のみ

一般の矯正装置と比べて、学校にいる間は外し、帰宅後に装着することも可能です。

治療後の「後戻り」が発生しにくい

歯並びが悪くなる原因を取り除く治療となりますので、治療後は、お子様ご自身の口腔回りの筋力が後戻りの可能性を低くしてくれます。

費用を抑えることができる

プレオルソ治療が終わりますと、お口の筋肉バランスが整います。もし、将来的に矯正治療が必要となった場合でも、治療期間を短期間にできたり、高い効果が期待できたりといったメリットもあります。