歯並びに効くお口の筋トレ
歯並びと言うのは、実は歯のみで決まるのではなく、周りにある舌や唇の力にも影響されます。例えば、歯の生え代わり時期のお子さんの場合、飲み込むときに舌で歯を押していたり、唇を噛む癖があったり、お口をいつもぽかんと開けていたりする癖があると、歯並びに悪い影響を与え、そのまま成長すると顎の骨にも悪い影響を与えてしまう場合があります。また、大人の方でも矯正治療を始めた時に、舌からの力が強いままだと、矯正がスムーズに進まなかったり、後戻りしてしまいます。舌の位置を治し、舌や唇からの力のバランスを改善し、ご自身の持つ歯並びと顔貌を手に入れるためには、お口のトレーニングが必要です。
では、舌はどういう位置にあるのが正しいのでしょうか。舌は、リラックス時に上あごの天井についていて、前歯に軽く触れる程度が理想です。逆に、舌が下にさがって前歯にもたれかかっていたり、歯を押す癖があると常に歯にじわりと力がかかり、歯並びに悪い影響を与えます。
どういった場合にどういったトレーニングが必要になるかは、専門家による診断が必要になりますが、ここでは簡単に始められるトレーニングとして、「あいうべ体操」というものをご紹介していこうと思います。
あいうべ体操とは、内科医の今井一彰先生が提唱するトレーニングです。口呼吸を鼻呼吸へと改善するために考案されたもので、アレルギーをはじめ、様々な病気にも良い影響を及ぼすとされています。この体操はお口周りの筋肉や舌も鍛えることができるので、歯科でも注目されています。
まず、「あー」と口を大きく開く。次に、「いー」と口を大きく横に広げる。続いて、「うー」と口を強く前に突き出す。最後に、「べー」で舌を突き出して下に伸ばします。これを1セット4秒前後のゆっくりとした動作で行い、1日30セットを目標に行います。
こういったトレーニングは毎日根気よく続けていくことが大切なので、ご家庭でやるだけではなかなか難しいと思います。歯並びが気になる方や、お子さんの歯並びが心配な方は、是非一度歯医者さんで相談をしてみましょう。
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個別ページへ|Posted 2020.9.15|