おやつの役割・甘い物との付き合い方 その②

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おやつの役割・甘い物との付き合い方 その②

前回の続きです。前回は3歳までのお話をしました。今回はその続きになります。
③3〜5歳ごろの甘いものは「おさとう2本分」を目安に
 3歳以上になると家族や友達同士で、甘いお菓子を食べるチャンスが増えてきます。いつまでも甘いものなしというわけにはいかないでしょう。そこで心がけたいのが「おさとう2本分」です。おさとう2本分とは、8gのスティックシュガーを2本分ということです。この根拠は、日本歯科医師会が1977年に発表したこの年代のむし歯予防のための砂糖の限度量です。1日の砂糖の摂取量が30〜40gとあり、そこから調味料として使う分を差し引くとおやつとしては20g弱となります。これを子どもにもわかるように8gのスティックシュガー2本におきかえました2015年に、WHO(世界保健機関)は成人の砂糖の限度量を1日に摂る全エネルギーの10%以内と提言しましたが、現在ではさらに低い5%にすることを提言しています。また、2016年に米国心臓協会も子どもの砂糖の摂取量について指針を出しましたが、これともほぼ一致します。歯にとってもからだにとっても守らなければならない量です。
④甘くないからといって、たくさん食べては困ります
 おやつの目安量は3歳児で100〜150kcal、4〜5歳児で150〜250kcalくらいにしましょう。その根拠は、おやつの量はその子どもに必要な1日の推定エネルギー量の10〜20%といわれていることにあります。性別、年齢、体格、運動量などで必要量は異なりますが、3〜5歳は1000〜1300kcal程度なのを参考にしました。
⑤果物だったらたくさん食べてもいいの?
 果物にも1日に食べてよい量があります。大人の約半分で、冬みかんは1個、バナナは半本、巨峰は3個、いちごは5個程度です。最近は店頭で糖度の表示を見かけるほど、生産者が甘さを競っています。果物は「水菓子」といわれるゆえんです。食べすぎて食事にひびくようでは困ります。
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|Posted 2020.1.7|