0歳の歯磨き〜赤ちゃんの歯磨きは、どうすればいいの?〜

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0歳の歯磨き〜赤ちゃんの歯磨きは、どうすればいいの?〜

最初は歯ブラシをくわえるだけでじゅうぶんです。赤ちゃんは母乳(ミルク)を飲むのにてきした口を持って生まれてきます。生まれたばかりの赤ちゃんの口の中は乳首のやわらかさ受け入れ、それ以外のものは自分の身を守るために受け入れない鋭敏(えいびん)な状態になっています。それが、生後1〜2ヶ月ごろから自分のこぶしをしゃぶり、指をしゃぶり、やがておもちゃなどなんでも口に入れる時期がきます。この過程は、いろいろなしょっかんのものが口に入ってくる離乳食の練習にもなります。自ら口に入れるものや離乳食を通じて赤ちゃんの口の鋭敏さは少しずつ和らぎ、だんだんといろいろなものを受け入れられるようなお口になっていくのです。6〜8ヶ月ごろになると離乳食がはじまります。この時期に歯ブラシを見せると、手にして口にくわえることがあります。じぶんで口に入れてその感触をたしかめて、慣れていくのです。0歳代の歯磨きはそれでじゅうぶんです。歯ブラシをしゃぶることも、離乳食のたびにかならずやらなければならないものではありません。赤ちゃんが興味をしめしたときにやってみてください。できそうなときに、ためしてみるのが歯磨きのはじめの一歩になります。
歯ブラシはナイロン毛のものを選ぶ
この時期はまだ歯を磨くわけではありませんが、歯ブラシはゴム製ではなく毛がナイロンでできたものを選びます。やがて、歯を磨くようになったときに赤ちゃんがナイロン毛の感触に慣れていると歯ブラシを受け入れやすくなります。歯磨きの基本は歯ブラシの毛先の弾力を利用した"毛先磨き"です。将来、効果的に歯垢を落とす磨き方を習得するためにまずは道具に慣れておくことが大切です。
大人は何をすればいいの?
① 危なくないように見守る
歯ブラシを口の中に入れているだけでは、歯や歯ぐきを傷つけることはありません。ただし、転んで口や喉を傷つけてしまう場合があります。そのようなことがないように、子どもが歯ブラシを持っている間はかならず見守ります。
② 「お口に入れたね」「じょうずだね」とやさしく声をかける
子どもが歯ブラシを持ったらやさしく楽しく声かけをしてあげてください。ただ口にくわえてるだけでも「歯磨き、じょうずね。気持ちいいね」と、声をかけます。赤ちゃんも褒められるとうれしいのです。そうすることで安心して歯ブラシを口に入れ、歯ブラシに慣れ親しむことができます。
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|Posted 2020.1.27|