上唇小帯
上唇小帯は、出生時、上の切歯と切歯の間に存在し、裏側から唇側まで付着しています。その後、年齢が進むにつれて付着部は上方に移動し、小帯の幅は狭くなります。特に、上の前歯が生え始める10ヶ月頃から乳歯が生えそろう3歳頃は、小帯の付着部位が変化している途中のため、付着異常と捉えられることがあります。
基本的には、永久歯が萌出するまで経過を見ることになるため、乳歯が生えそろった段階では、小帯の切除は行いません。しかし、小帯の付着異常や肥厚が著しい場合は、哺乳障害や歯みがきによる清掃が困難になることや、永久歯の萌出を妨げる可能性が高くなるため、早期に小帯の除去を行うこともあります。特に、乳歯が生えそろった段階で、小帯の位置が切歯と切歯の間に位置し、小帯が肥厚し、口唇内側への移行部で扇状に広がるような場合は、切除が必要なことが多いと言われています。
また、永久歯は、上の前歯はハの字に生えてくるため、この段階で判断するのではなく、萌出が完了した時点で正中離開が見られる場合に、治療の対象となります。しかし、わずかな離開が残っている場合は、さらに永久歯の萌出状態を経過観察することがあります。小帯の切除については、乳歯列から長期的に観察することが大切であり、歯科医院を定期的に受診することをお勧めします。
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|Posted 2018.1.21|