歯ぎしりの種類について・・・
良い歯ぎしりと悪い歯ぎしりいったいどこが違う?
「良い歯ぎしり」と「悪い歯ぎしり」の違い、それは噛み合わせにあります。良い噛み合わせで、上の歯としたのはうまく噛み合っているかたは、歯ぎしりをしようとすると長く尖った上下の犬歯が歯ぎしりの力を受け止めてくれます。歯ぎしりの力を、長くて丈夫な歯根を持つ犬歯が引き受けてくれれば、ほかの歯にほとんど負担がかからずに済むのです。それに対して、犬歯がガチッと噛み合わない、奥歯ばかりで歯ぎしりするようなお口の場合、犬歯のささえがないので、奥歯に強い力が直接かかります。また、あごの動きにストップがかからないので、下あごがグラウンドしやすく、広範囲に歯が削れていってしまいます。患者さんのなかには、睡眠中に歯ぎしりをしている自覚がまったくないというかたもおられます。実際の歯ぎしりの様子を調べるには、ブラックスチェッカーという、歯にかぶせるシートを就寝中に装着していただくという方法があります(自費の検査です)。患者さんの歯ぎしりがどんなふうにどの歯を傷めているかが突き止められれば、どのような治療が適しているかを考えることができます。治療しても繰り返し詰め物が取れる、被せ物が壊れると言った悩みを抱えるかたは、「悪い歯ぎしり」をしている可能性があります。大切な歯やせっかくの治療をだいなしにする原因を突き止めるために、ブラックチェッカー検査を受けてみることをおすすめします。
では、悪い歯ぎしりから歯を守るにはどうしたらいいのでしょうか?
歯を壊す悪い歯ぎしりには早めの対策を取ることが重要。歯ぎしりによる被害を防ぐ歯科治療として、最もポピュラーなのはマウスピースを使う方法です。夜間にマウスピースを装着し、ちからのかかり方を修正して歯やあごを守ります。また、良い噛み合わせをつくる矯正治療は、悪い歯ぎしりを良い歯ぎしりへと変える根本的な改善策です。こうした治療と同時に重要になるのが、歯ぎしりを起こす原因を減らすこと。ただし、忙しい現代人に「ストレスを減らせ」といっても、現代的ではありませんよね。そこで、よく用いられておるのが、就寝前のイメージトレーニングです。「歯ぎしりをしないぞ」と繰り返し唱え自分を暗示にかけます。簡単な割りに意外に効果があり、歯ぎしりが4割減るという説もあります。もうひとつ重要なのが、生活習慣や癖の改善です。歯ぎしりは、眠りの浅いときに起きやすいので、ぐっすり眠れるように生活習慣を整えましょう。また、昼間に歯を食いしばる癖もよくありません。日中の生活のなかで歯が触れていたり、噛み締めていることを自覚したら、スッと力を抜き、歯が接触しないようにすることも夜の歯ぎしりを減らすために有効だと思われます。マウスピースなどの歯科治療に加え、イメージトレーニングや生活習慣・癖の改善も行うと効果が上がりやすいので、ぜひ説教句的にトライしてみてください。
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|Posted 2020.4.18|