6歳臼歯

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6歳臼歯

第一大臼歯は、6歳頃に生えることから「6歳臼歯」とも呼ばれていますが、発育の早い子供は、5歳頃に生える場合もあります。歯の種がつくられるのは、お母さんのお腹の中で、歯の形が作られ始めるのは出生時です。生後3年で歯冠が完成し、6歳頃生えてきます。永久歯の中では最も短く、3年でつくられます。そして、6歳臼歯は、他の永久歯に比べて著しくむし歯になりやすいという特徴があります。
その理由として、歯が生え始めてから咬み合うまでに要する時間が、他の永久歯に比べて非常に長いこと、歯が生え始めても歯肉の一部が覆いかぶさっている時間が長いこと、そして、乳歯の奥に生えるので保護者が気づきにくいことなどが挙げられます。咀嚼による自浄作用が働きにくく、歯みがきによる清掃が不十分になるため、むし歯になりやすいのです。とくに、歯が生え始めてから2〜3年間が最もむし歯になりやすい時期と言えます。そのため、保護者による仕上げみがきは、8歳頃まではつづけていただきたいものです。
また、永久歯である6歳臼歯は、咬み合わせにも大変重要で、咬合の要と言われるように、歯並びや咬み合わせの要所となります。
ぜひ第一大臼歯をむし歯から守りましょう。不思議なことに、6歳臼歯の奥に生える第二大臼歯が生えた後も、咀嚼機能の中心は第一大臼歯が担います。そのため、第一大臼歯をむし歯や歯周疾患によって喪失すると、「食べる」という機能にとって大きなマイナスとなります。
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|Posted 2017.10.7|