上唇小帯

blog

Home > blog > 歯の豆知識 > 上唇小帯

上唇小帯

上唇小帯は、出生時、上の切歯と切歯の間に存在し、裏側から唇側まで付着しています。その後、年齢が進むにつれて付着部は上方に移動し、小帯の幅は狭くなります。特に、上の前歯が生え始める10ヶ月頃から乳歯が生えそろう3歳頃は、小帯の付着部位が変化している途中のため、付着異常と捉えられることがあります。
基本的には、永久歯が萌出するまで経過を見ることになるため、乳歯が生えそろった段階では、小帯の切除は行いません。しかし、小帯の付着異常や肥厚が著しい場合は、哺乳障害や歯みがきによる清掃が困難になることや、永久歯の萌出を妨げる可能性が高くなるため、早期に小帯の除去を行うこともあります。特に、乳歯が生えそろった段階で、小帯の位置が切歯と切歯の間に位置し、小帯が肥厚し、口唇内側への移行部で扇状に広がるような場合は、切除が必要なことが多いと言われています。
また、永久歯は、上の前歯はハの字に生えてくるため、この段階で判断するのではなく、萌出が完了した時点で正中離開が見られる場合に、治療の対象となります。しかし、わずかな離開が残っている場合は、さらに永久歯の萌出状態を経過観察することがあります。小帯の切除については、乳歯列から長期的に観察することが大切であり、歯科医院を定期的に受診することをお勧めします。
couple_baby_dakko.png 保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら
日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。
住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100
皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。

|Posted 2018.1.21|